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2006年 02月 28日
0224
フーコック到着7時半。 今回の仕事は、6月にオープン予定のリゾートホテルの撮影。まだ工事中なので、モックアップと、島内の環境写真を撮る。 レジデントマネージャーのヒュウさんが空港まで迎えに来てくれていた。 安ホテル(数日前のムイネーのホテルよりは数段まし)にチェックインしてから、さっそく現場へ向かう。 現場事務所には、この前サイゴンで会ったプロジェクトマネージャーのドミニク(フランスおやじ)もいた。 挨拶してからさっそくヒュウさんと島内巡りをし、めぼしい所を撮影していく。 南へ下り、そして今度は北上。あっという間に1日が終わってしまった。ホテルでシャワーを浴びてからヒュウさんと、同僚のユンさんと一緒に夕飯を食べながらビールを飲む。 10時前には寝てしまった。 0225 8時からモックアップルームの撮影。 サイゴンの事務所で会ったフランス人のおばさんも立ち会った。よくよく聞いてみると、彼女はこのリゾートのオーナーだった。みんなは彼女を「マダム」と呼んでいた。 昼まで撮影し、いったん休憩。自分が泊まっているホテルのレストランで昼食を済ませ昼寝。 また午後2時から撮影開始。3時半にはだいたい終わり、後は日没後のテラスを撮るだけ。 時間があいたのでバイクを借りて走り回ってみた。 島のセンターから北側は赤土の道。南側の中央にいちおう舗装された道が走っている。 ホテルから西海岸を南下。あまりバイクが走ってこない赤土の道は、ボロボロのホンダドリームで走っても楽しい。 東へ進む狭い脇道に入ってみる。10分ほどで島の中央を走る舗装路に出てしまったが、こういうどこに行くのか分からないような道を走るのは、とてつもなく楽しい。 しばらく走ってバイクのガソリンが不安になった。道は車がやっとすれ違えるくらいの幅で、両側は草原や森、胡椒畑になっている。 家はあまりなく店も見かけない。 進むか戻るか考えていると、掘っ立て小屋の前にガソリンを売っている印にビンを置いてある所があった(サイゴンでもガソリンスタンド以外では、白い紙を立てたりしてガソリンを売っているという目印にしている)。 とりあえずガソリンを1リットル買う。そしたらそこの40すぎくらいのオバチャンが何か飲んでけみたいなことを言っている。いちおうこの掘っ立て小屋で飲み物も売っているみたいだった。 僕はまだ時間があったから、時間つぶしにと外のイスに座ろうとすると、小屋の中へ入れとオバチャンは言う。 入ってみたらもう一人40すぎくらいの少し化粧の濃いオバチャンがいた。 なんとなくいやな雰囲気。 たしか、さっきなんか飲んでいけといったときオバチャンは、「女」という言葉を使っていた。 そのときはその言葉の意味を気にしていなかったのだけど、どうやら化け物小屋に足を踏み入れてしまったらしい。 というわけで、続きは後ほど。
by n_ohike
| 2006-02-28 03:17
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